五億の星の中、金色の髪の少年によせて

date. 2000

何が本当で、何が大事なのか
それがわかるのにどれくらいの時間が必要なんだろう

最初は離れたところから
たくさんの言葉は誤解の元になりやすいからね
次の日はもう少し近いところから
少しずつ少しずつ側に座れるようになって
ちょっとずつ言葉も交わせるようになって
親しみが沸いてきて、、、やがて特別になる
僕のその人になる
その人の僕になる

はじまりが全てなんてことじゃなくって
続けていくということはとっても難しいって
倒れそうなほど知ってるけど
それでもさ

草も木もない花も咲かない砂漠だって、なんて美しいんだろう
鈴のような君の笑い声が聞こえるのが習慣になってるから
きゅるきゅるきききゅるるる
思い出し笑いしちゃうんだ


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