無人島に持っていくならば一篇の詩と

date. 1999

誰かがいるというパラダイスへ
行きつく果てにしようとしたつもりだったのに
思いがけず、無人島に漂着してしまった
ここではまるで僕も「いないもの」のようだ

自分でテントをかけなくちゃとにかく
支えになるものを見つけなきゃ
・・・ココニイルンダヨ・・・
僕だけにわかればいい存在の狼煙

(一所懸命)火を起こしている
やることはたくさんある
考えることもたくさんある
だから寂しさも紛れる


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