かなり無秩序な、無論ひどく偏った
闇があまりにも深すぎて、光がどこまでも眩しすぎて、 駆け出さずにいられない 漆黒はいつも魅惑的で、純白にとても憧れるから、 触らずにはいられない
(つかまえなくっちゃ)
慌てないで、息をころして、後ろからついて行く 山羊皮の中折れ帽が目印なんだ 地球をぐるぐる104周と半
(やあ)
振り向くと、 灰色の瞳でのぞきこまれた 時間どろぼうが笑っていた