月と地球との距離は毎年3.8センチずつ離れている |
date. 2001 |
似ているのはさほど重要ではない
興味は、より以上に感じる何かとか、補う何かがあるということだ
昔持っていたであろう何か、ということでもない
僕が欠けている何か、に惹かれるんだ
「俺と似ているよ」
という言葉の本当の意味がわかったのは、
別れを予感をしはじめた時からだった
僕は、君ほど、自分を好きになれないよ
―私もあなたって最低だと思う。
でもそれは、恋を終わりにする理由にはならなかったんだ。―
/犬飼恭子
ひとりになって月を眺めることが多くなった
僕の上にある月
この冷ややかに光る月と僕の立っている地球の間は、
毎年3.8センチずつ広がっているそうだ
いつかは月も消えてしまうなんて
あの時僕は考えたことがなかった
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